1) SECUREMATRIX V11 アップデータを用いてアップデートを実施する際、下記の事象が確認されております。

　アップデート時に GSB サーバーの以下機能のセッションタイムアウト値が初期値の 10 分に変更される問題が発生いたします。
　- GSBセッションタイムアウト設定 (リバースプロキシ連携、マトリクストークン使用時)
　- RADIUS 認証連携 SSL-VPNシングルサインオンセッションタイムアウト設定
　- BRIDGE INTERFACE セッションタイムアウト設定

アップデート時に SECUREMATRIX 認証のタイムアウトに関する設定内容が初期値の 180 秒に変更される問題が発生いたします。

2) SECUREMATRIX V11 または V11.1 アップデータを用いてアップデートを実施する際、下記の事象が確認されております。

　アップデート後に EasySetup の [ SMX 設定 ] から [ 設定変更 ] を行った際、一部機能の設定値が初期化される問題が発生いたします。
　- ダミーマトリクス機能が初期値の無効状態になる。
　- 認証トランザクション最大有効時間が初期値の 11分となる。
　- マトリクス表の表数固定設定の設定内容が初期値の自由選択式 (3 表式と 4 表式のどちらかを選択可) となる。
　- SSL アクセラレータ使用時の設定内容が初期値の無効状態および https プロトコルを使用した通信となる。
　- レルムセパレータの選択可能な値が初期値の「# もしくは &」となる。
　- レルムデリミタの設定内容が初期値の「.」になる。
　- Bookmark ボタン表示/非表示の設定内容が初期値の表示設定となる。

本事象の対処方法については、ご購入元の代理店様にお問い合わせください。