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2025年12月24日
SECUREMATRIXサポート

SECUREMATRIX V13.0.2 RHEL9 リリースノート

1. 機能


以下の改善をおこないました。DR Option とミドルウェアの更新以外は、
リリース済みのSECUREMATRIX V13.0.2 RHEL8 と同じ改善内容です。


[ 認証機能 ]


ログイン ID の入力を必須としてマトリクス認証のみの一要素認証をご利用の際、
ログイン ID を切り替えた直後の認証に一度だけ失敗する事象を改善しました。


[ クラスター機能 ]


1. 同一ログイン ID で同時に認証した際に、極めて稀にクラスター構成の
データベース間でデータの不一致を検出し、縮退運転に切り替わることがあった
ため、不一致が起こりにくいように処理を改善しました。

2. PC サインインの認証先が認証サーバーで、RADIUS 認証設定が無効の場合、
縮退発生時に PC サインインの認証先がプライマリー認証サーバーから
セカンダリー認証サーバーに切り替わらない問題を修正しました。


[ RADIUS 認証 ]


Ivanti Connect Secure の SSL-VPN シングルサインオン設定において、レルムを
1 つにしてもログイン画面にレルム選択欄が表示される問題を修正しました。


[ ログ出力 ]


GSB サーバーの一部ログが /var/log/cse/smx/gsb/* のみに出力され、
/var/log/smx.log には出力されない問題を修正しました。


[ DR Option ]

DR Option を用いて、運用サイトからバックアップサイトへデータ移行を実施後、
バックアップサイト側で以下の事象(一例)が発生する問題を修正しました。

・管理者がユーザーグループを追加できない。
・クラスターが縮退運転となる。

またミドルウェアの更新を行いました。



2. 最新版の提供方法


2-1 SECUREMATRIX V13.0.2 RHEL9 に同梱しているクライアントモジュールのバージョン


< SECUREMATRIX V13.0.2 RHEL9 >
・SECUREMATRIX V13 for Windows Ver.1.0.3
・SECUREMATRIX V13 for macOS Ver.1.0.1


2-2. クライアントモジュール最新版のダウンロード


SECUREMATRIX V13 用のクライアントモジュールの最新版をサポート情報ページより
ダウンロードできます。
下記 URL より入手してください。


https://www.cseltd.co.jp/securematrix/support/



3. 動作環境


3-1. サーバー


SECUREMATRIX V13.0.2 RHEL9 認証サーバー、GSB サーバーは、
以下の OS で動作可能です。


・Red Hat Enterprise Linux 9.6 ( 64bit 版 )


3-2. クライアント


弊社ホームページの製品サポートサイトの最新情報をご覧ください。


https://www.cseltd.co.jp/securematrix/system/



4. 制限事項


V13.0.2 はインストール前に OS アップデートを実施します。OS はダウングレード
できないため、V13.0.2 をアンインストールすることによる V13.0.1 への切り戻しは
できません。
V13.0.1 に切り戻しを実施する場合は、同梱の「installation.txt」 に従って
イメージバックアップからのリストアを実施してください。


以上


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[ SECUREMATRIX ]、[ マトリクス認証 ] は株式会社シー・エス・イーの登録商標です。
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